デザインの相棒 ステッドラー「マルステクニコ」

本日のブログはステッドラーマルステクニコです。
マルステクニコいわゆる芯ホルダーというカテゴリに分類される筆記具。
2mmの芯を用い、スケッチやデッサン、建築などの図面の作画などに使われるデザイン用品。
とはいえ、デザインのみならず、普段の筆記においても心地良いものです。

軸の樹脂に用いられたマルスブルーというステッドラー特有のブルーは一目見ればステッドラーの製品だとわかります。
デザイナーやアーティストを支えるステッドラーの矜持を感じさせるさわやかながら重みのあるブルーは、デザインや美術に関わったり、興味のある人ならば一度は見たことがあるはずです。
個人的には美術学生時代のルモグラフ鉛筆が印象に残っていますね。懐かしい…
軸先部分は金属になっていて、ローレット加工が施されています。
握った際に滑りにくく、金属部が先端にあることによって、重心が筆記面に近くなり、筆記時の操作がしやすく安定しています。

ローレットの刻みは荒目でがっちりとグリップします。
ノックをすると芯が滑り出してくるチャック式の口金が採用されているためノックを戻さなければ芯が滑り出てきてしまいます。
指や紙面などで芯の出を調整して、いざ筆記。
ノックをすると押している間だけ芯が滑り出してくるタイプ。
黒鉛の芯のドライな筆記感は紙面をとらえ、芯が削り取られていく感覚は気持ちの良いものです。
あえて、コミック紙や新聞紙のようなざらつきのある紙を使うと筆記音を盛り上げてくれます。
しゃりしゃりとした感触と紙に擦り付けていく芯の音はまさに今、考え事をしているんだぞ、という快感。
ドライな筆記感ですが、また鉛筆とは違う魅力が…。
シンプルながらも必要十分なクリップは先端にマルスヘッドの刻印が、クリップの根元にはGERMANYの文字。
プロの道具としての必要最低限の主張を感じます。

ノックボタンには簡易的ながらも芯削器が装備されています。
芯を差し込んでぐりぐり回すと芯がシャープにとがります。
ノックボタンを外して芯を差し込んで回すと削れます。
芯は本体に一本しか装備することができませんが、元々が太い芯なので折れたりすることはあまりありません。
構造もとてもシンプルなため、壊れた、ということをあまり聞かない筆記具でもあります(家にあるまだ現役のマルステクニコは、親が学生の時に買ったもので三十歳ぐらい、親の年齢がバレますね…)。

必要最低限であり、質実剛健、シンプルを体現したような筆記具です。
アイデアを生み出すひと時に、プロの方にも、おすすめです!

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