小さい巨人、実用最優先!トンボ鉛筆「Air Press」

本日ご紹介するのはトンボ鉛筆のエアプレスです。
エアプレスはトンボ鉛筆のボールペンで、芯に加圧をすることによって悪条件下でも書けるというあまり馴染みのない機構を持ったボールペンでもあります。
特に外の現場や、上向き筆記しかできない環境、湿気で書きにくくなった紙、筆記する際の条件にとらわれることなく記録を残さなければならないときに最大のパフォーマンスを発揮するように開発されています。

当店での取り扱いは三色。
ブラック、ブルー、オレンジです。
ボールペンのインクは上向き筆記や、ペン先が下を向かないまま筆記すると空気がペン先まで回ってしまい、書くことができなくなってしまいます。
とはいえ油性ボールペンインクの耐水性、対候性は不安定な条件での筆記にはとても頼もしいです。そこで加圧して書けるボールペンの出番というわけです。
加圧式のボールペンは芯そのものが加圧された状態で販売されているものと、ボールペンの中の機構によって芯に直接加圧するものの二種類存在します。
芯に加圧しているものは芯を加圧してから販売するために芯の値段が高くなりますが、ボールペンの機構で芯に加圧するものは芯は通常のものを利用するので値段が安く、入手しやすいです。
エアプレスは通常の芯を利用するタイプなので安く(トンボ鉛筆BR-SFという芯です)、入手しやすいのでガシガシ使っていただけます。
芯は一般向けのBR-SFという芯です。価格は60円+税。
エアプレスの機構はノックのたびに芯の後方からピストンのように弁が前後することによって圧縮空気を作り出しインクに圧をかけます。インクの出が悪いときは何度かノックすることで圧力がかかり、インクの出が安定します。
加圧のギミックはパッケージ裏面に、こういうのを見るとわくわくするのは筆者だけですか?
そのうえノックの感触がとてもいいのです。
何度もノックしたくなる感触にノックすればするほど圧縮空気が安定したインク運びをサポートしてくれます。
ぐっ…とノックボタンを押し込むとバネの柔らかな感触と空気を押し込んでいるという感触があり、ノックしきるすこし手前でカシュ…とノックがなされ芯が固定されます。何度でも押したくなる感触はエアーキャップのプチプチさながらです。メモを眺めながら書くことが無くても片手間にノックし続けてしまいます。
ノックの抵抗は加圧してる感満載、柔らかながら程よい抵抗。ノック音も良いです。
また、軸には圧縮空気を作り出す弁があるところが見えるように小さな窓がついています。中を見ながらノックすれば加圧感?もひとしおです。
軸中心の窓からは中のギミックが見えます。
カッコよくないですか?
クリップは針金状のものが曲げられて作られ、先端部には樹脂製のパーツが付き、しっかりとノートの表紙やポケットに挟まります。大きく開くクリップなので小さいボディと相まって道具感があふれています。
針金状のワイヤーと樹脂パーツのクリップ。がっちり感はなかなかのもの。
クリップの反対側にはキーホルダーなどを通すことが可能なループが付いていて、首から掛けるICカードなんかにもつけておけます。
ホルダー用のループもついてます。首から下げたり、鍵と一緒にしたり、色々使えます。
ボディ全体がラバーで出来ているので滑りにくく、太軸も相まって手の中での納まりもよいです。
筆記感も加圧の恩恵もあってか油性ボールペンのぬるりとした書き味。
手に収まりの良いサイズと書き味を損なわない太軸。表面は滑りにくいゴムと実用最優先!
現場で道具としてガシガシ使うも良し、片手でノックを沢山しながら加圧してアイデアが下りてくるのを待つのも良し。
書き出しはいつも滑らかでアイデアを汲み出す道具になってくれるはずです。
値段は600円+税。一度手にもって使ってみて下さい。
小さいながらも考えつくされた機能と文具好きも満足な筆記感はきっと使い良いと感じていただけるはずです。

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